Appleの最高執行責任者（COO）ジェフ・ウィリアムズ氏は今朝、 Fox Businessのインタビューに出演し、今後の米国経済について楽観的な見方を示した。これは、ティム・クック氏がドナルド・トランプ大統領に対し、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミック後の「V字回復」を期待していると発言したとの報道を受けてのことだ。

今朝、 Fox Businessのスーザン・リー特派員とのインタビューで、ウィリアムズ氏は、ここ数ヶ月の出来事を踏まえ、Appleと経済全体に「勇気づけられている」と述べた。また、Appleはパンデミックにもかかわらず、3つの新製品を発売できたと指摘した。

私は楽観的です。周りを見渡せば、この困難な時期を乗り越えて頑張っている人々の粘り強さが分かります。そして、Apple社内を覗くと、これ以上ないほど勇気づけられます。前四半期には、このような困難な時期にもかかわらず、3つの新製品を発売しました。長期的には経済状況に明るい兆しを感じており、あとはここから目的地へ向かうだけです。

ウィリアムズ氏は予想通り、今年のiPhoneの発売状況についてはコメントを控えたが、Appleのサプライチェーンは「ほぼ」フル稼働していると改めて強調した。また、今後数週間でさらに多くの小売店が営業を再開すると予想していると述べた。

サプライチェーンはほぼフル稼働しており、従業員は引き続き業務を続けています。チームが新たな方法で業務を遂行していることを、これ以上ないほど誇りに思います。従業員の機転が利き、私たちは前進を続けています。今後数週間以内には、実店舗の営業を再開する予定です。そして、先ほど申し上げたように、長期的には強気な見通しです。

最後に、ウィリアムズ氏はAppleとGoogleが開発中のExposure Notification APIについても触れました。彼は改めて、このAPIがプライバシーを最優先に設計されている点を強調し、だからこそAppleは人々がこのAPIを使い、信頼してくれることを期待していると述べました。

プライバシーに配慮した方法で構築されています。これは私たちが先導した取り組みであり、Appleはご存知の通り、プライバシーを最優先にしてきた長年の実績があります。そのため、アプリは実際には公衆衛生当局によって開発されますが、APIによって、プライバシーの観点から懸念される機能の一部は制限されます。だからこそ私たちはこれを公開し、人々が信頼できるようにしているのです。

インタビュー全編はFox Businessのウェブサイトでご覧いただけます。

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